「打ちのめされるようなすごい本」(米原万里/文春文庫)
たまたま書店で手に取り、ぱらぱら読んだら面白かったので、買った。
内容は、ほとんど本を読んだ感想、書評だ。
ただ、それが自分の日常生活とからめて書かれている。
つまり「書評」+「日記」という形で書かれているのだ。
簡単に言えば「読書日記」ということになろうか。
でも、ここに新鮮さを感じた。
これまで自分が読んできた文章は、書評は書評だけ、日記は日記だけ、という文章が多かったような気がする。(単に気づかなかっただけかもしれないが…)
だが、本の感想+日記を組み合わせれば、ネタはつきないし、
本を読んだときに、自分が何をどう考えていたのかなど、
自分の精神状態や思考の流れみたいなものが分かる気がする。
ということで、これまで何度も何度も始めては挫折し続けてきたブログを、久しぶりに再開したい。
自分も現在、40近くになり、人生も半分終わった。
人生残り半分と言っても過言ではない。
これまでの自分を振り返って「好きな物は何だろう?」と考えると、第一に上がるのが「読書」だ。
ミーハーな性分のため、ほかにも色々と興味はあるが、
第一にあげるとしたらやはり「読書」だろう。
だから、読書と、それにまつわる日常や思考過程を残したいと思う。
完全に独り言になるかもしれないが…。